近頃のカラオケの採点機能を調べてみて

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最近、カラオケの採点機能について調べてました。

テレビでも話題の「カラオケの採点機能」とは、歌唱力などを分析して点数化してくれるシステムです。

カラオケDAMやJOYSOUNDなどのカラオケメーカー別に、それぞれの採点機能が用意されています。

どちらが有名か?人気か?というと、やはり、「カラオケDAMの精密採点」かもしれません。私も過去に、何度か使ったことがあります。

最高得点は99点です。MISIAのEverythingで出したことがあります。その他も得意な曲であれば、90点以上でした。

Googleで「カラオケ採点機能」と検索をすると、一覧表示の間に出てくる「関連する質問」の中に、こんな質問があります。

  • カラオケの採点機能は何点からうまいとされますか?

こちらの質問の答えでは、90点以上の人が「歌がうまい」と評価されているとのことです。
▶︎参考サイトはこちら

また、90点台の中にもラインがあり、平均で95点以上の人は「歌唱力+表現力」もあると評価されているようです。これは自分も採点機能を実際に使ってみて、感じたことです。

  • 90点以上:歌が上手い
  • 95点以上:歌が上手い+表現力もある
    ※独自に調べた上での私見ですので、興味がある方はご自分でリサーチをお願いいたします。

ちなみに。

カラオケDAMの精密採点の中でもメジャーな精密採点DX-Gでは、以下の分析項目があります。

引用元:https://www.clubdam.com/contents/saiten/seimitsusaiten_dx_g.html

  • 音程:音程の正確率
  • 表現力:「抑揚」「しゃくり」「こぶし」「フォール」の分析による採点
  • ロングトーン:「上手さ」にて5段階評価
  • 安定性:「震えがち」か「まっすぐ」で評価(声の安定性だと思います)
  • リズム:「タメ」か「走り」で評価
  • ビブラート:「上手さ」にて5段階評価
  • 声域:歌の部分の音域表示

こうして見てみると「音程」や「リズム」以外の項目が多数あり、内容も面白いですね。自分の歌の評価を視覚化してもらえるのは、非常にありがたいシステムかもしれません。

ところで。

昭和のホームカラオケの機材にも採点機能がありましたが、ここまで詳しい分析はありませんでした。

たぶん、採点項目は「音程」と「リズム」のみだったかもしれませんね。

私が使っていたホームカラオケの機材はNational(現Panasonic)のもので、ダブルのカセットデッキと8トラ対応のものでした。

最近は、オークションなどでも出回っているようです。

結構、ジャンク品が多くて数千円で落札されているようなので、現在はインテリアとして購入する人が多いのかも。

ところで。

最近のカラオケDAMの精密採点では、最新の「精密採点Ai」が人気のようです。トレンドの「Ai機能」が搭載されているからでしょうか。

基本的な採点項目は、先ほどご紹介した「精密採点DX-G」と変わりません。

「精密採点Ai」では、「感動させられる歌か?」の分析をする「Ai感性」機能の追加が相違点となります。

引用元:https://www.clubdam.com/contents/saiten/seimitsusaiten_ai.html

「表現力」の項目の下に「Ai感性」がありますね。

「Ai感性とは何か?」については、公式にて下記のように記されています。

膨大な歌唱データを機械学習することで生まれた「Ai感性」が、人の感情を揺さぶる歌声を検出して得点化。歌のテクニックだけでなく表現力まで理解できるようになりました。
引用元:https://www.clubdam.com/contents/saiten/seimitsusaiten_ai.html

また、その評価を「歌区間ごと」にしてくれるみたいで、より細かい分析が期待できそうです。

ここでいう「歌区間」とは「Aメロ」「Bメロ」「サビ」のような区間を指しているようです。

なるほど〜!ですね。

カラオケの採点機能もここまで精度が上がってくると、人間の審査員と同じくらいの分析ができるのでは?と思えてきました。

しかし、問題は「評価や分析の基準が過去のデータに基づいている」ことです。

これだと多分、新しい感性が生まれにくいかもですね。。。

「精密採点Ai」を実際に使ったわけではないので、今は自分の経験に基づいて想像だけで発言していますが、、、人間の審査員の中には、次にくる時代を予想して評価をしている場面もありました。

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それは、自分が昔、テレビやラジオのカラオケ大会やコンテスト関係の本選に多数出場していたから思うことです。

関西規模や全国規模、世界規模のどれにも出場した経験があり、受賞率は97%程度だったと思います。つまり、ほとんどのステージで何らかの賞をいただいていました。

中には何度も再放送していただいたテレビ番組もあります。1980年代後半から1990年代ぐらいの話です。

特にプロ発掘のコンテストになりますと、そのような視点で審査されていましたね。

多分、今も同じだと思います。
コンテストの形式もかなり変わったようですが、最終的にプロが目標である限り、審査基準はそんなに変わらないと思います。

そして、リアルなカラオケ大会やコンテストでの人間の審査員による評価には「出場者と審査員の相性」があって、そこが良くも悪くも面白い。

主に審査員長と相性良ければ、いい結果が生まれたりもします。

逆に、相性悪ければ、うまくても選ばれません。

そもそも、全国や国際大会に出場できる人はかなりのレベルであって、みんな同じくらいです。

だからこそ、その日の運や審査員との相性で結果が左右されたりして、そこにワクワク感があります。

現在のカラオケ採点がAI頼りである限り、そのようなドラマはありませんね。

リサーチした結果、そのようなことを感じたわけですが、これからは実際に使ってみて自分なりの感想をまとめていきたいと思います♪

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