Instagramでインパクトある写真を見かけて、衝動のまま、行ってしまった難波八阪神社。何も調べずに行ったので、八「坂」ではなく、八「阪」なのにも、昨日まで気づきませんでした。
やはり、京都人なのか、祇園の八坂神社が印象深く残っているので、難波八阪神社も八坂神社だと思い込んでしまっていたのです。
難波八阪神社がある難波は、大阪のミナミと言われるところ。もしかしたら、大阪の阪から八阪になったのでしょうか。気になるところです。
そして、なによりもインパクトある大きな獅子も気になるところ。
富山生まれのわたしは、この巨大な獅子を見ると、獅子舞を思い出してしまいます笑。富山県は獅子舞が盛んに行われているところで、幼い頃、何度も獅子舞を見てきました。
そんなこんなで、大阪のわりとマイナーなパワースポット、難波八阪神社について調べたことをまとめてみたいと思います♪
<目次>
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難波八阪神社とは?ご利益は何?

難波八阪神社(なんばやさかじんじゃ)とは、JR難波駅の近くの大阪府大阪市浪速区元町にある神社です。
はじまりは、仁徳天皇の時代に疫病が流行り、それを鎮めるために牛頭天王が現れたことだと言われています。
実は、京都の祇園の八坂神社とつながりがあり、1070年頃に京都の八坂神社の祭神、祇園牛頭天王(ごずてんのう)を祀っていた古社だったそうです。
それ以来は、大阪難波あたりの鎮守様として親しまれ、この地域の人たちは「難波下の宮」と称して、産土神として信仰されていたとか。
その頃は、七堂伽藍、子院十二坊などを有した厳かに繁栄していましたが、兵火による衰退や明治維新の頃の神仏分離による寺は廃絶などを経て、ついには昭和20年の空襲で社殿も焼けてしまいました。
現在の立派なご本殿は、その後の昭和49年(1974年)5月に完成したものです。
ご利益は、主に厄除けや商売繁盛、縁結び、夫婦円満、安産などです。
ご祭神は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)と奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱御子命(ヤハシラミコノミコト)。
詳しく説明すると…
素戔嗚尊(スサノオノミコト)
巨大な怪物のヤマタノオロチを退治した物語で知られており、その言い伝えから厄除けや疫病退散、商売繁盛、農耕殖産のご利益があると言われています。
主に、厄除けや勝利、繁栄を祈願できる神様です。
奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)
素戔嗚尊(スサノオノミコト)の御妃として知られており、ヤマタノオロチに生贄にされそうになったところ、素戔嗚尊に助けられたのがきっかけで結婚したと言う伝えがあります。
その言い伝えから、縁結びや夫婦円満、安産のご利益があると言われています。
八柱御子命(ヤハシラミコノミコト)
素戔嗚尊(スサノオノミコト)と奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)の子供、つまり御子(神の子)です。8人なので「八将神」と称されています。
「八将神」は、天忍穂耳命、天穂日命、天津日子根命、活津日子根命、熊野久須毘命、多紀理毘賣命、多岐津比賣命、峡依毘賣命。
陰陽道や宇宙の天体にも深く繋がっているとして、祀られています。
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難波八阪神社の獅子殿とは?
難波八阪神社といえば、この獅子殿。Instagramを始め、SNSで話題になっているビッグな獅子殿です。
国内の観光客だけではなく、海外の観光客からも人気で、大阪城と並ぶくらいの人気だとか?たしかに、海外の人にとってはインパクトあるユニークな獅子殿だと思います。
実際に私も、Instagramで獅子殿の写真を見たとき、「行ってみたい!」ととっさに思いましたから!
この獅子殿は、本殿が再建した昭和49年に建てられたもの。写真からもわかるように、かなり大きな獅子!こんな大きな獅子を見たのは生まれて初めてです。
サイズは、高さ12m、奥行き10m、幅11mと街中のイベントステージ程度の大きさ。結構大きいし、形状が素晴らしい!
なんと、目の部分はライトになっており、鼻はスピーカーだとか。目からビームで鼻からミュージック?
口のところが舞台になっており、神楽殿の代わりとして様々な芸能や神事が奉納されています。
さらに、口の奥には厄除けの神様の素戔嗚尊(スサノオノミコト)が祀られています。まさに、この大きな口で災いや邪気を飲み込んで、幸運への道へと導くと言われているのです。
ところで、この獅子殿。
夜にライトアップされた状態で、一度見てみたいです。できれば、音楽も流していただきたい。鼻から笑。
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難波八阪神社のアクセス情報

難波八阪神社は、JR・大阪メトロの難波駅から徒歩10分程度のところにあります。私は、JRの難波駅の南口から出てたどり着きました。
JR難波駅の南口を出ると、とっても素敵なマンションがいくつかありました。広場もあって、ファミリーがたくさん住んでおられるような一角でした。
そこを通り抜けていくと、大通りに出るので、そこから小さな路地に入り、しばらくすると難波八阪神社がありました。
小さな路地には、民家もありましたが、こじんまりとした会社もありました。とても好きな感じの街です。
路地にたどり着くまでにも、レトロな喫茶店があったりなど、私が好きな感じの景色が広がっていました。
まさに、昭和の香りがする街ですね。だけど、徒歩10分程度で難波駅にたどり着き、さらに10分ぐらい歩くと、大阪のミナミの繁華街でもある心斎橋にたどり着くのですよ。
近くに繁華街があるとは思えないほど、こじんまりとしていて、いい意味で廃れた街だと思いました。
しかも、住所が元町ですから、なんかすごく気にいってしまいましたね。少しの期間だけでもいいから、住んでみたいなーと思ってしまいました。
横浜よりは、家賃が安いと信じてますから笑。
JR難波駅の南口から、難波八阪神社までの地図を貼っておきます。私はこのルートで行きました。
私の実家の最寄りの駅は、阪急京都線の西向日駅ですから、西向日から梅田まで出て、梅田から御堂筋線で難波駅に移動と言う感じです。
しかしこの日は、人身事故で阪急に乗れなかったので、JRで大阪駅まで行き、梅田から御堂筋線で難波駅に移動しました。
ちなみに、大阪駅(梅田駅)から難波駅は、御堂筋線で15分程度です。
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難波八阪神社のお守りの鯉
難波八坂神社のご祭神の奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)は、縁結びの神様。それにちなんで、お守りは「恋鯉(こいこい)守り」が人気。
並びに女性の間で話題になっているのが、恋の行方を占う「恋鯉(こいこい)みくじ」です。ここにもたくさん、ありました!お守りもありますね。
おみくじには、「鯛(たい)みくじ」や「扇子おみくじ」「だるまみくじ」などもあるそうで、今度お参りに行った時に、聞いてみようと思っています。
Instagramなどにあった写真を、貼っておきますね!
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難波八阪神社の獅子殿をいろんな角度から
難波八阪神社の見所はたくさんあるのですが、今回は獅子殿メインに写真を撮りました。
なので、いろんな角度からの獅子殿写真を一覧しておきます!
また、色々と調べてから、他の見所もレポートするつもりです。
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