カナリヤ響子ブログ

日常のアレコレをフリースタイルで綴ります。こんにちは、カナリヤ響子です。

立川のJR東日本ホテルメッツのカフェにて。

横浜に滞在中、最後にやっと行けた立川駅南口にあるカフェ、sign

JR東日本ホテルのメッツの1階にある。


JR東日本ホテルメッツ 立川
〒190-0023 東京都立川市柴崎町3丁目1−1
042-548-0011
https://goo.gl/maps/ENP58EP29egkteG6A


いつも前を通り過ぎるだけで、カフェに入る時間がなかった。



ここは昔、ロッカーが並んでいただけのがらんとしたスペースだったはず。


昔私は、ロッカーの前に座り込んで、誰かに電話をしながら、文句や愚痴を言っていた。


マクドナルドのほうに進んでいくと、当時からあったドラッグストアや八百屋さん、パチンコ屋さんがまだ残っている。


中でも印象に残って消えないのは、かなりタバコ臭いドラッグストア。


しかし当時は、今よりも喫煙者が多かったのと、自らもヘビースモーカーだったから、そこまで気にならなかった。



ところがだ。


タバコをやめてから、栄養ドリンクを買いたくて、久しぶりにそのドラッグストアに入ると、信じられないほどのタバコ臭さに驚いた。


鼻が痛いほどに、、、臭くて、喉まで痛くなりそうな感じがして。


そのヤニ臭は、同じビルの中にあるパチンコ屋さんから舞い上がってくるのである。


それでも、そこのお客さんや店員さんが納得しているのであれば、取り立てて言う問題でもないのだろう。


さてと。


話を戻しましょうか。


立川駅の南口から30秒ほどのところにあるお洒落なsignという、このカフェ。



実は何年も前から知っていたけど、ここにおしゃれなカフェができたと言う事、ちょっと受け入れられなかった。


できればここは、ロッカーだけあって、がらんとしたスペースのままであって欲しかった。



そういう思いのせいで、変わってしまったことを受け入れられなかったの。



そういえば。


ある特定の人にも、そのような感情を抱いてしまうことがある。



ぼんやりと、パインジュースを飲みながら、あてもなくそんなことを考えていた。




それよりも。


これを書いている、たった今、気付いてしまったが、このジュースの名前、やっぱりまんまと忘れている。



メモっておこうと思ったのに、どこからか湧いてきたあてのない考え事のせいで、メモを忘れてしまった。



無駄に覚えているのは、ストローが紙でできていたことと、その衝撃と。



あれ。プラスチックじゃない。



こんなストローに出会ったのは初めてだ。


衝撃で目を見開いて視界が広がったせいか?


向こう側を通り過ぎる人たちが、ぼんやりとした輪郭で入りこんできた。

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さて。


それよりも、今考えるべきことは、ある特定の人にこのままでいて欲しかったと思う感情についてである。



多分きっとその感情は、未練が仕業して、起こってしまうのでは?と仮定してみた。



あぁ。だけど、未練なんて、私には似合わないね。



去る者追わずで、区切りをつけて終わらせたら、未練も何もかも一気にドブに捨てる。



なのに、どうして未練と言うものが起こっているのか?


特定の人にそのままでいてくれたらなんて。


女々しいことを思っているのだろうか?


乾いてしまうのが嫌だけど、こんなウェットいらないや。



突発的に、


紙製のストローを強くくわえて、さっきより勢いよくジュースを飲み込む。



笑。


その先の答えはわかっているくせに、わかりたくない自分を蹴散らしたいのか?


それがジュースを吸い込む勢いに表現されているのだ。


おかげで紙でできたストローがグニャッとしてる。


わかってるよ、私のせいだよ。


何者かわからない黒い種のようなものが、ジュースと一緒に一気に口の中に入ってくる。


入ってきた限りには、噛み砕かなければいけない。


じゃないと、多分これは喉越しが相当わるい。


引っかかるよ、絶対に。たとえば、突っかかってくる人のように。



世間はタピオカブームだと言うのに、ジャリジャリと砂のように堅い種を入れるなんて。


つまり、味覚にも癒しを求める時代。


プニプニしたタピオカの食感が快楽と言うわけだ。


堅い煎餅は売れない。


柔らかいグミキャンディばかり売れる。


極端に言えば、味覚のトレンドはそんな感じだ。


噛み締めて、糖分や風味を味わう時代ではない。



こんな時代に、ジャリジャリした種を入れたジュースがあるなんて、チャレンジャーだな。



そんなジュースを選んだ私も、やっぱりいまだにチャレンジャーだなぁ。




あ。



そんなことは、どうでもいいや。



とにかく私は、これを飲み込んだ限り、噛み砕かなければいけない。



自分の心の中に立ち込める煙のような渦の正体と、よくわからないじゃりじゃりした種を噛み砕かなければいけない。



いや、わかってるんだ。



あの場所に戻りたいんだ。



だから、ある特定の人に変わらないで欲しい、変わらないで欲しかったと言う感情を抱いてしまうのだ。


つまりは、その人への未練ではない。


その場所に対しての未練である。


珍しく、あの頃に戻りたい系の感情。


だけど、街も人も、時代も変わるんだ。



変わっていないね!は、褒め言葉なのかな。


受け取る側にとっては、けなし言葉じゃないかな。



そんなことを考えた日もあった。


変わっていない=成長していないと捉える人だっているよね。


私は、結構そっち側かもしれない。


ところで、このカフェにある椅子とか机、好きだなぁ。



コンセントもちゃんとあるし。


そういえば。


あの頃、ロッカーの前に座り込んでタバコを吸いながら、向いていた方向と今同じ方向を向いている。


つまり、目の前の景色は、当時と同じはず。


だけど、違う。


通り過ぎる人を、恨むような目で睨みつけていた頃。


何をやってもうまくいかず、このまま、消えてしまうんじゃないだろうかとも思ってしまった。


結果、消えることなく、私がここで、優雅におしゃれなジュースを飲んでる。


何をやってもうまくいかない頃があってよかったと、心から今思える。


そして、人生最悪に落ち込んでいた時に、とても素晴らしい人が隣にいてくれていたと言うこと。


今頃になって、その出会いがどれだけ私の人生に影響を与えているのか?がわかってきた。



ある特定の人に変わって欲しくないとか、この場所はがらんとしたままでよかったとか。


もうそんな事はどうでもいいけど、一度でいいから、あの日のように、荒んだ目でタバコを出ながら、文句を言ってみたいな。


よくもあれだけ、文句が湧いてきたもんだなぁと、自分で自分に感心する。聞いているほうも大変だったと思うけど。


発言している自分も、結構大変だったんだ。


だけど、それもわかって聞いてくれていたこと、今だからやっとわかるんだよね。


ああ、やっぱり最後まで噛み砕けても、ジュースの種のジャリジャリした感触は、口の中に残ってるんだな。


なんて程よい不快感なのかな。

そうか、こういう癒し方もきっとあるんだな。

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