先日は、東京の六本木にある国立新美術館に行ってきました。
毎年開催されている「全日本アートサロン絵画大賞展」の受賞作品の展示会を見に行きました。
実は私の父親の作品が佳作を受賞しまして、去年に引き続き、見に行きました。
去年も父親の作品が入選して、同じ時期ぐらいに国立新美術館に行きました。
今年は、さらに上の佳作をいただきました。確率的には、20分の1だとか。
すごいですね!ほんとおめでとー!
全日本アートサロン絵画大賞展は、サクラクレパスが創業70周年記念事業の一環として始めた絵画のコンテストです。
こちらのページには、2019年の受賞作品が10点程度掲載されています。
残念ながら父親の作品は、ここには載っていないのですが、展示はされています。
父親の他の作品はこちらにあります。
話は戻って、ウェブで公開されている受賞作品を上から順に見ていくと、
文部科学大臣賞、自由表現部門の大賞、写実表現部門の大賞がすごく印象的です。
この3点の作品の中で、特に好きなのがトップの作品ではなく、自由表現部門の大賞、写実表現部門の大賞なのですね。
見てる世界が好きですね。見えてる世界で言ったほうがいいのかしら。
あと絵画のタッチも好きです。
私たちが今見ている世界と言うのは、様々なメディアを通しているからこそ、現実的な世界ばかりではないと思うのです。
かといってリアル、非リアル、バーチャルとかそういう風に、単純に分けられないような気がします。
次元がたくさんあるような気がするんですね。
スポンサーリンク
写真の編集でも、いくらでも加工ができてしまうし、それがスマートフォンのアプリで簡単にできたりするから、頭に描いた空想の世界をすぐに形にできるのですね。
すぐにと言うのは、インスタント的な感じですね。
それに伴って、音楽も結構変わってきてると思います。音が作り出している空間が独特というのがあって、そこにもいくつかの次元があるように思うんですね。
特に、20代の人たちが作った打ち込み系の曲とかにそれを感じます。ゲームのようなアニメのような映像が出てくる音とか歌詞が多いです。
私は、新しい音楽の中では、そういう音楽が好きな方です。
このように、少しずつやっぱり時代は進んでいるのか、流れているのか、変わっているのかはハッキリ分かりませんけど、作られているのだなぁと感じました。
そして、国立新美術館自体の設計はデザインも凄すぎてびっくりしました。
今日去年もびっくりしてたはずなんですけど、今年は特に少し深く見つめることができました。
国立新美術館は、2007年1月に開館した日本で五つ目の国立美術館です。
設計士は黒川紀章さんです。
黒川紀章さんは、1986年のフランス建築アカデミーでゴールドメダルを受賞した建築家さんです。
曲線が美しい建物に自然光が差し込むと、美しい影が生まれて、それがフロアに模様のように描かれていくわけですね。
さらには、フロアに優しい感じの光が反射して、それもまた美しいのです。
中にいる人の配置によっても目の前の風景画が変わるので、それを楽しみながら写真を撮っていました。
カメラはやっぱり、一瞬を捉えるわけですから、動くものがある風景の場合、一瞬一瞬の変化が大事で、どこを捉えていつシャッターを切るかっていうのが、撮影の醍醐味だと思っています。
今まで意識しませんでしたが、きっと他の美術館とかも、のすごく建物も含めて素晴らしいはずなので、巡ってみようかと思ってます。
スポンサーリンク