カナリヤ響子ブログ

京都出身・横浜山手在住のフリーランスWebライター、シンガーソングライターのカナリヤ響子さんが細々と運営してるブログ。横浜、カメラ、グルメ、音楽、Webライティング、美容、ダイエットなど、ボソボソまとめてます。基本一人が好きなので、ソロ活多め。ここだけの話ですが、可愛いチワワ飼ってます笑。

ため息は深呼吸で吐息なんだよ、たぶん

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昔、東京で暮らしてた時、
ため息は深呼吸だと言ってくれた女性がいた。


いつもため息をついている彼女に
「ため息ばっかついてると幸せ逃げますよ?」って言ったら
「違うよ。ため息は深呼吸なんだよ。」って返ってきた。


その後、私とは目を合わせずに
「あなたもやってみたらいいよ。」といってくれた彼女。


その頃の私は、心も体もボロボロで疲れきっていた。
それが表面に出ていなかったから、
ほとんどの人が気づいていなかったと思うけど、


たぶん彼女だけは気づいていたんだね。


だから、彼女が言うようにため息は深呼吸だという認識で、
深いため息をしてみたんだ。

すると、たしかに。
心が穏やかになると言うのか、ふわっと軽くなったの。

それはもう、18年くらい前の話です。


この横浜の石川町で暮らすようになってから、
早くも2年が経つ。

ここの街を歩いているときも、
相変わらずため息ばかり。いや、深呼吸だね。

もう、彼女の顔もはっきり思い出せないんだけど、
ため息(深呼吸)だけはしっかり続けてる、忠実に。


中村川を眺めながら、山下公園から海を眺めながら、
みなとみらいの海を眺めながら、
いろんなところでため息してる。


そんな中で、先日ふと思った。
「この街は、ため息が吐息に変わる街」だということ。
乾いたため息が、しっとりして吐息になるような。
この空気感が、この景色が、
何かしらの憂いを連れてくるのかな。


ジャズが聴こえる、ブルースが聴こえる、
そんな街だから、どこからかメロディーに乗って
憂いが運ばれてくるのかな。


そのメロディーがこの心に響いた瞬間、
憂いの涙は潤いとなって、
ため息を吐息に変えてくれるのかな。


わたしは、この街が好きだ。
そこに理由などない。


結局のところ、ため息が深呼吸でも、
吐息でも、なんでもいい。


それよりも、あの日の彼女は優しかった。
だから、時々彼女に会いたくなる。


そして伝えたい。
「ため息が吐息なることもあるんだよ。」ってこと。


彼女はなんと答えるのだろう?


わからないけど、
ちょっと拗ねた目つきをしてた彼女に
また、会えたらいいなと思いながら
もう何回、朝を迎えたのだろう?

きっと数えきれないくらいかな。


おやすみなさい。

 

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