カナリヤ響子ブログ

カナリヤ響子さんの日々雑感や調べ物、断片的な行動の記録。

派遣で販売業を久しぶりにやってみて

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まさかこの歳になって、販売業に舞い戻るなんて。とは言っても派遣でちょこっとなので、フルではありません。販売業なんて数ヶ月位前までは、絶対にしたくないって思ってました。


だけど、今はほんとにやってみて良かったと思うし、しばらくは働くつもり。


再び、派遣で販売業をやってみた経緯については、前記事に書きました。パラレルワークのひとつとしてやってます。

www.kyokocanaryblog.com



販売業を選んだ動機は、

・過去に経験があったから
・今戻ったらどんな感じなんだろ?という好奇心

この2つです。


いろいろ迷ったけど…、戻ってみて嫌だったら、派遣だから即辞めればいいやと言うノリで始めました。いい歳こいて、なんか格好悪いですが、こういう経験をするのもこの年齢が最後かなと思い、大胆に行動してみたわけです。


派遣での販売員なので、いろんな店に飛ばされます。シフトや場所の希望は聞いてもらえますが、どんな店に行くかはわかりません。最初は不安だったし、行ってからもいろんな従業員がいたので大変。


そうそう、大変なのは従業員だけじゃない。お客さんも。もしくは、従業員はいい人なのに、お客さんが大変な感じとか。


「そういえば昔もそうだったなぁ。」と勤務中にやんわり思い出した私。あの頃はすごく心が痛かったし、知らない間に荒んで行ってたのかもしれない。



しかも、お金を稼ぐだけが目的だったので「いつまでこんなところで仕事しなきゃいけないんだろ。」って胸の内で繰り返していましたね。


今回も、最初のうちはそんな風に思いました。正直、途中でやめようかなと思ったこともあり、、、。でもなぜか辞めませんでした笑。とことんやってやろうと思い始めて笑。何よりも派遣はシフトの融通がききやすいので、それもあって続けられたのかもしれません。


続けていれば慣れるだろーっていう安易な考えも少々あったりして笑。安易に前向きな人なので、私。


そんな楽観のおかげで、派遣の販売員として勤務を重ねるうちに、だんだん楽しくなってきた私。何が楽しいって、それは人間観察、そこから歌が生まれること。業務も思い出して慣れてきたからか、余裕満点に人間観察をするようになりました。何か人間関係で問題が起こるごとに、右の脳で妄想を広げ、歌詞を組み立てたり何かして。



なんのことかさっぱりわからないけど、不意に思いついたフレーズの数々。それらを忘れないうちに、仕事の休憩時間や通勤時間にスマホでメモ取る日々。何かいい感じで、創作意欲が湧いてきたわけです。


どこでどんな販売をしているかと言うのは、ここでは控えておきます。とにかく販売業につきまとうのがクレームです。クレームまではいかなくても、文句を言われたり、ありえない要望を投げかけられたりなどいろいろあるわけですね。


販売業以外でもクレーム処理に追われる職業はたくさんありますが、販売業もなかなか多いです。


それに対して、相手がお客様と言う立場の人である限り、従業員は文句が言えないわけです。相当のトラブルでない限り、意見ができないので言うことを聞くしかないのですね。


そんな毎日に疲れた従業員は、そのストレスをどこにぶつけるかと言うと、ミスをした従業員や仕事を覚えたての新人とかです。これは私が見た範囲の話ですよ。時々は、派遣にも辛く当たられることもあります。


「ほんと使えないやつだよな。」と罵ることで、少しだけかもしれないけどストレスが和らぐのかもしれません。またそこに、違う従業員が集まってきて、同じように罵ることで変な仲間意識ができてしまうのです。


しかし、これは一例。他にもいろんな人間関係をみました。それに慣れるまではちょっと心が疲れましたが、ライター業やっていた時も、それなりにいろいろあったので強くなったのか?折れるほどではありませんでした。割り切るのが上手くなったのかもしれません。


最初はただただ、相手や周りを責めているだけでしたね。それが時々態度に出てしまって(私は結構怒ると怖いので)相手が気をつかっていたと言う場面もあります。


「なんでこの人たちってこんな風にしかできないんだろう。」と声には出さなくても、心の中で攻め続ける毎日がしばらく続きました。「なんで?」と投げかけていながらも、責めるだけでその理由を考えるところまではいきませんでした。


しかし、何事もそうだと思いますが、相手や周りを責めているだけでは、多分何も解決しない。だから、その先には成長もない。つまり、心を痛めている割には何も得られていないと言う状態。


なんか、それ、もったいないですよね。


ところで、なんでもタイミングが大事ですよね。またタイミングと言うのは、誰かがどこかで操っているのではないかなと昔から思ってました。


人との出会いだけではなく、音楽との出会い、その他の様々なものとの出会い、それはすべて、誰かがどこかでタイミングを操って、私は動かされているんじゃないかなと思うことがあります。だけどそれは、動かされているから窮屈だと言うものではなく、偶然が重なったときに「あいつの仕業かも。」とニヤリと思うような愉快な捉え方です。

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販売業を始めてから、最初はいろいろ大変だったので息抜きに友達とカラオケに行きました。ダムカラを選んだ私たち。そしたら途中の楽曲紹介のPVで、この曲が流れてきたのです。


トーキョーゲットー - Eve MV


友達:これ知ってる?歌もいいけど映像が好き。

私:誰これ?全然知らんかったわ。歌詞やばいなぁ。映像も昭和っぽいとこあってええね。

友達:ネットで人気あるみたい。言おうと思って忘れてた。多分好きになるんじゃないかなと思ってた。

私:うん。大好きな世界だね。久々に感動したかも。他のも聞いてみたいわ。

友達:他にもたくさん曲出してるみたいよ。ライブをするって聞いたことある。ニコ動で人気とか聞いた。

私:私全然ニコ動やらないからね。全く知らんかったわ。てか、ニコ動からDAMカラに飛び出してきたってすごくない???

友達:ニコ動で人気の歌い手とかいるらしいよ。


こんな感じで会話してました。


プライベートの時間は、この曲やその他の曲などを聴きまくってました。曲によっては好き嫌いがあるんですけど、総合的にはこの世界観が大好きです。この世界で表現されているのは、結構若い世代の人たちの心の奥の嘆きかなと思います。結構乾いた嘆きなのかな。度を越して乾いてしまった感じ。それが好きなんです。


あと、実はちょっとレトロなところもあるので、非常に落ち着くのです。このアーティストさんから関連して新たに出会ったアーティストもいて。いろいろ聞きまくっています。


仕事中の脳内BGMになるほど焼き付いてて。脳内で勝手に流しているBGMと、目の前の人間関係のドロドロが重なったときに、私の中で新たな歌が生まれてくると言う、そんな絶妙なタイミングが多々ある。


きっと誰かが操ってくれているに違いない。そう確信しました。そんな人間関係のドロドロをただ見ているだけだと、非常に辛いわけですが、これをもとに歌を作ってやろうと思えるようになってからは楽しくなってきました。


ドロドロ劇の表面だけを見ているだけでは、歌は出てきません。その奥にある心の動きを捉えなければ行けない。いつの時代になっても歌は心だと思います。心があるから歌が存在するわけで、心があるから喜怒哀楽がある。だって、私たちは人間だから、一生心の動きと付き合っていかなければいけないのです。


単純に、さっき紹介した曲などを聞いているだけでは、リアルな人間の心の動きはわかりませんでした。というのが、現実の世界とつながらなかったので、どこか遠い世界の歌のように聞いていたからです。


それが現実の世界とつながったのは、しばらくしてからです。「これだ!」と勤務中に思いましたね。この曲たちの中で断片的にフレーズにされている嘆きが心の奥にあるから、クレームやドロドロした人間関係が生まれているのだと思えました。

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・支払いの時にお金をやけくそに投げる人

・新人に全く仕事の説明をしないベテラン従業員

・ちょっと待たされただけで10分以上、従業員を説教している人(並んでいた時間より説教している時間の方が長かった)

・両替をしてもらえないからと逆ギレした人(両替は手数料がかかるようになったのでどこでも基本的に受け付けてません)

・接客よりも店のやり方にこだわっている従業員(接客よりも自分のやり方を通した目の過剰なこだわり)

例えば、こんな風な人たちを見ると、理屈ではなく歌が浮かんでくるのです。この辺は理屈理論だけでは説明できません。だけど、これは今だけじゃなくて、以前に販売業していた時も見ていたはずのリアルだったのです。


あの頃の私は若かったのか、単純に受け止められるだけの余裕がなかったのか、感性がなかったのか。


どういうことになってたのかはさっぱりわかりませんが、今はその奥が見えます。見えなかったとしても、見ようとしています。


その奥が見えて、それを理解するだけではなく、音楽や写真などで表現していきたいと心から思っている自分がいます。


1ヵ月も働いてないんですけど、これだけのことを得られたのは非常に大きい。「ライター業だけをやっていたら、何も得られないなぁ、多分。」と心のどこかで思っていたけど、なかなか行動に出られませんでした。


だけど、いろんな人に相談してみて勇気が湧いてきたのか、大胆に行動に出られて本当によかったです。なんか吹っ切れましたね。


これからもいろいろあると思います。でもいろいろあるからいいのです。いろいろないような人生なんてつまらない。


最後にたどり着いた答えをここに記します。


・人に当たっていかなければ、本当の歌は生まれない。

・小説や映画、SNSだけでは本当の人間の気持ちはわからないし、リアルな人間のことがわからない。

・楽な環境で過ごしているだけでは、歌の幅が狭くなる。見る世界が小さくなる。

・やっぱり東京は疲れている人が多い。でも、日本全体がそんな風になる日も近いのかもしれない。

こんな感じでした。トーキョーゲット(さっき紹介した曲)とリアル東京が繋がった日の感動は忘れません。感覚的につながったと思っただけなので、歌詞に描かれている世界がそのままと言うわけではありませんが。なんとなくです。


販売業の内容については、派遣なので、数ヶ月ごとにに変えると思います。また、いろいろ気づいたことがあったら書きますね。

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